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備忘録

忘れないようにあれこれメモる場所

滝沢歌舞伎 2014

今年から初めて地方公演として博多座で上演されることになり、3月~5月までの長丁場の歌舞伎になった。演出等は博多座~演舞場に移っても目立った変更点なし。ただ地方公演があったためか13年より出演者が減らされて、全体的にJr.は舞台班中心にシェイプアップした印象。林くんとお気に入りのさくまくんを中心にざっと纏める。

 

〈一幕〉

  • いにしえ

ひろみくんのバイオリンよりはじまる。いつもの「春の踊りはよぉいやさぁ!」の掛け声で大きく「滝沢歌舞伎」と書かれた幕が次々に下りてきて、いきなりのフルスロットル感。幕が開くとJr.総出でやぐらを組んでて組体操みたい。皆青と銀色の簡素な和風衣装。下にはタンクトップを着てるんだけどすのは片方の肩を出してる。林くんは上手で横向きに持ち上げられてる。シンメの江田くんは下手。林くんサイズ感は普通と思ってるんだけど何かと持ち上げられてること多いよね。すのは正面で組体操しててさくまくんは勿論上に乗ってる。そしてシンメの阿部くんも乗ってる。阿部くん乗るにしちゃ大きくない?細いからいいのか…。林くんは掛け声とともにぴょんと降り、そのまま最上手でダンス。暗い…。すのはセンターでダンス。手だけでぱっぱと形を変えていくフリが超かっこいい!さくまくんは序盤から顎を上げていてきれっきれだった。どどぱん!の音とともに滝沢くんがフライング。すのはこのあたりではけて、ぜいはセンターでダンス。途中江田くんと上下入れ替わるところがスピード感があってすごくかっこいい!滝沢くんが下りてくるのを林くんがすっと手を差し伸べてキャッチ。マントを外して肩をぽんぽんと叩く姿が職人…!

 

ぜいがはけた後すのが着替えて出てくる。おんなじような簡素な和服衣装。色がピンク。さくまくんはピンク似合うけど他の子はちょっとな~(笑)。転がる人を飛び越えたり振りはいつも通り。途中で後ろのせりが上がり「Welcome to TAKIZAWA KABUKI」の文字が。さくまくんは入れ替わりつつ最後は最上で踊ってるんだけど、ぼんが回って客席から見えなくなるその一瞬まできれいに腕を上げて踊っていたのが印象的だった。気を抜かない姿勢が素敵。そしてまわってきたぼんにすの以外のJr.が乗ってる。ぜいまど+京本くんは緑色の和服衣装。ただ林くんはまだ出てきていない。左右にJr.が分かれる時、上手からささっと林くんが出てくる。赤い布を持っているので左手は後ろ。そのままステージ上すの、1段目ぜいまど京本、2段目めいどに分かれてダンス。林くんは最上手から二番目の位置でずっと手を後ろにしたまま踊っている。そのせいで他の皆より不自由なんだけれど、それでもダンスのクオリティを落とすことなくきびきび踊っていた姿が本当に素敵だった。そして林くんにピンスポが当たり空中にぱっと赤い布を放つ。その瞬間は客席皆が林くんを見ているんだと思うと震えた…。そして布は2階の上手部分に吸い込まれていって、滝沢くんがそこからフライングをする。フライングが始まるタイミングですのははける。あんまり見れてないけどさくまくんはずっと最上手にいた。残りのJr.はせりから降りてステージでダンス。林くんは最上手に行き、また真っ暗なところで踊っていた…。最下手の江田くんが滝沢くんをキャッチ。

 

  • 口上

すのから。オレンジ~白のグラデーションの着物。すのだけ袴のすそがこっそり黒い。あべ→さく→だて→なべ→ふか→いわの順で言う。ちなみに立ち位置は最下からあべ→だて→ふか→いわ→なべ→さく。言い終わると座る。さくまくんのスタンダードは「桜咲き誇るこの季節、滝沢歌舞伎は満開です!佐久間大介」だった。後微妙に変えてきたところもあったけど、さくらに関しての口上が多かったかな~。かわいい顔に似合わず結構しっかりした声をしているのが好き。

その後まどめいどがきひろが名前だけ。ピンク~白のグラデーションの着物。最後にぜいと京本くんが出てくる。えだ→はやし→京本の順で口上を。林くんはスタンダードなやつは「年男で迎えた滝沢歌舞伎。東京(博多)公演も全力で。林翔太」。相変わらずの良い声。途中皆が名前縛りで遊びだした時、「僕のライバルは渡辺以外のしょうたです。(渡辺くんが慌てて振り返るのににこっとして)残念でした」と言ったり、「僕のライバルは渡辺以外のしょうたです」渡辺くんが慌てて振り返るのににこっとして「お前はともだちだよっ!」って肩を叩く。渡辺くん嬉しそうにくねくね~ってやったりと渡辺くんと絡んでることが多かったな。しょうた繋がり。

 

  • 鼠小僧

林くんは鼠小僧の影武者。少し小さいのが江田くん、人間業でない動きをするのがJAEさんと区別して見てた。近くで見てたら目だけでもちゃんと林くんって分かるところが何とも。

すのは鼠を追いかける人たちで。途中客席からひとりを選んで手紙を読ませるところも。毎回すのの秘密を暴露します~ランダムに3人暴露。さくまくんは「楽屋での自分のスペースがめちゃくちゃ汚い」「ほくろの数を数えている(暇なんだよ!)」とか。ゲストが来たときにはゲストに読ませて、先輩だと遠慮しながらつっこんでるすの達がかわいかったな~。あと手紙をふるさくまくんの「おや!?」がいつも唐突でなのに澄んでるいい声で好きだった。楽日には滝沢くんからのメッセージで「これは秘密だが、子供の頃から知っている。お前はダンスも上手い、声もいい、声優になるのもいいだろう」とのこと。さくまくんファイト。

 

  • 変面~MASC~

インターバルの顔の映像が怖かった…。最後の方慣れてきて何とも思わなかったけれど、ぶるぶる揺れて白目になるところとか恐怖でしかなかった。出演はぜい以外のJr.で皆パイレーツオブカリビアンな海賊っぽい衣装。さくまくんは黒っぽいパンツに白のシャツ、ベージュのジャケット。目の周りだけのマスクなので個体の判別はかなり容易い感じ。だてなべだけ眼帯みたいな片目マスクで顔がほとんど出ていて羨ましい。客席から登場してステージに上がる演出もあり。ステージや花道の奈落から出てくるひともいる。何処から誰っていうのまでは分からなかったなぁ。全員よろけながら出てきて音楽とともに急にびしっとダンスをはじめる。岩本くんをセンターにさくまくんはずっと上手。深澤くんは京本くんとシンメ。相変わらず顎をずっとあげていて、時々口から舌さえ出すさくまくんの演出力。後半で上手よりバトンの方が出てきてさくまくんにバーンって派手にぶつかり(実際にはぶつかってない)中央へ。ぜいをのせた階段が袖から出てきたところあたりで皆真中に集まって一度後ろをむき仮面を取って客席のほうをばっと向く。マスクは何度見てもこの瞬間に勝るものはないよね…かっこいい。

 

ぜいはセットの階段に乗って登場。林くんは下手。黒のパンツに白のナポレオンジャケットみたいな衣装。片方に白のマントがついている。後ろの映像がアラビアンな感じなのでそういうイメージなんだろうな。ぜいは普通に目しか穴の開いていない銀色のマスク。衣装は王子様みたいでとにかくかっこよかった。ぜいが階段から降り、上手~下手に移動したところで滝沢くんが登場。階段の前に女性ダンサーさんと一緒に縦一列に並ぶんだけどその位置に行く時に林くんが自分でマントを握ってひらっとさせるのがとっても素敵だった。博多の後半からやりはじめて最後までやっててくれた。その後は滝沢くんの左右でダンス。滝沢くんを持ち上げ、移動させたりと働く林くん。のちに歌舞伎のお化粧のところで「マスクは全然足元が見えない」と説明があるけれどこれぜいも全然足元が見えてないんじゃないだろうか…なのにあんなに的確に動いていて本当にかっこいいもうそれしか言えない。最後に滝沢くんの変面に合わせてぜいもマスクが消えて、その後帽子をとって前を見据える林くんがカッコよくて息止まる。

 

  • 太鼓

長谷川さんのお話から。バトンの方のダンスがPZの「水の帰るところ」を連想させて何とも。長谷川さんの話の間Jr.は黒のパンツに上半裸で暗いステージの上に立っている。滝沢くんの太鼓の音を合図に立ち位置へ。林くんは上手側の真ん中の太鼓で位置がとってもよくて嬉しかった。太鼓を見ていることが多いので、割とずっと伏し目がち。皆勢いよく掛け声を言っているけれど、林くんは控えめだったな。勿論ちゃんと言ってるんだけれども。腹筋太鼓は最上手。ほとんどライトが当たらないところだったけれど、林くんは器用にやりこなしていた印象。あんまり険しい顔をステージで魅せる人ではないけれど、最後の方は眉間に皺を寄せて一生懸命やってたなぁ。さくまくんは下手側だったのであまり見れてないけど、腹筋太鼓では周りの子がしんどそうにしている中、割と涼しい顔をしている時が多くて鍛えてる子は素晴らしいと思った。それにしても比べてはいけないと思うけれどさくまくん見た後、林くん見ると全然筋肉ついてな…次いこう。

 

  • いつか

太鼓の後、紫色の布みたいなのがステージを隠す。その下から上半裸にジャケットを羽織っただけのぜいが客席に飛び出す。ほんとこれもう…!だいすき…!3列目くらいにお立ち台があり、下手江田くん、上手林くんで少しダンス。手を伸ばして客席を舐めるように見るところがあり、そこはいつも震えたなぁ。太鼓で汗をかいている林くんの額がきらきら汗で光っていてそれがすごく美しく見えた。江田くんと林くんで同じダンスをしているわけではなく、微妙にタイミングとかが違うらしいのだが私は江田くんのことは一度も見れなかったごめんね。その後ステージにもどって滝沢くんとダンス。ステージの前に入るけれども割と端っこで踊る。マスク~太鼓~いつかと一番しんどいところをぜいに滝沢くんが任せてくれてるってことはぜいならちゃんとできるって思ってくれてるってことだよね…。毎回だけど今回もありがとう滝沢くん。

その後ぜいははけて滝沢くんひとりでダンス。暗くなって今度はすのが出てきてピンスポダンス。白のジャケットに緩めのネクタイを巻いた衣装。さくまくんはステージ下手側手前で桜をばっと頭上に巻いた後、綺麗にターンし伏し目がちで投げキス。本当にこの子はすごくえろいダンスも得意だなぁ…。最後に岩本くんが上手で足を上げるソロダンがあって、滝沢くんすの(岩本くんなし)+女性ダンサーさんでペアダンス。さくまくんは滝沢くんの真後ろが立ち位置なのでセンターで見てると被って見えない。この時女性ダンサーさんと同じくらいかもしかしたらちょっと小さいくらいのさくまくんすごくかわいいよかわいい。その後明るくなって滝沢くんを真中にした斜め一列のフォーメーションに。さくまくんは滝沢くんの手前(やや下手ずれ)この時のダンス明らかに他のすのと違ったからアレンジしまくってたんだろうな、さくまくんが楽しそうならそれでもいいです。それから完全な縦一列になり、横二列になる。横二の時はあべくんの真後ろなのでやっぱり被って見えないことが多かった。その後後ろに広がり、ぜいが再登場!ジャケットの下に白T着てる。何故着ているの!?(笑)地味に太鼓~いつか序盤のブレスレットは黒だったけれど再登場したら白くなってる。その後、まどめいどとどんどんJr.が走り込んできて増えていくさまがかっこいい!ずっと滝沢くんの傍を固めるぜいちゃんに胸熱。後ろでポーズを決めてたすのもいつの間にか参加。さくまくんは下手。それからすのが上下に分かれて他のJr.+ダンサーはぜいを先頭に踊りながら徐々に移動し上下入れ替わる。最後は林くん最上手でダンス。この時隣がさくまくんなんだけどやっぱり二人のダンス全然違うので見ていると面白い。最後さくまくんは口を拭うみたいなふりを一人だけしていて一体口に何がついているのかと。

 

  • 歌舞伎

*お化粧~序章

いつかで先にはけていたあべくん+渡辺くんの説明から。すの全員でお化粧中繋ぎます。さくまくんは宮舘くんと紹介係だったのでアドリブ等特になし。でも綺麗な声で頑張ってしゃべっていたよかわいい。博多ではふたりともカンペを持っていたんだけれど途中から持たなくなり、成長を感じる…。

その後、一度はけて序章へ。この時の和服衣装がかわいくってぜいがここに出ていないのが悔しかったなぁ。すのは水色の着物、まどめいどは黄色、京本くんは黒。皆わりとにこにこしながら踊っていて、凛々しい仕上げの歌舞伎の中でほっこりできるポイントだったかも。

 

*春:石川五右衛門

林くんは梯子を持ってくる係。はじめの「五右衛門!」という掛け声は江田くん。頭に鉢巻みたいなのを撒いてるんだけど正面から見るとリボンみたいになっててかわいい。キティーちゃんみたい(笑)花道で梯子を支える時は林くんは奥に入ってしまうのでどこで見てても見えなかった。梯子の横でJr.に指示を出す江田くん職人でかっこよかった。その後梯子を戻して五右衛門を乗せたままステージセンターへ。その時乱れた滝沢くんの着物をすすっと直す林くんかっこよかったよ。さくまくんはすの4人でアクロバット決めたりと個人的な見せ場もあり。岩本くん~宮舘くんの刀投げすごかった。


*夏:祭

花道から神輿。「わっしょい!」の掛け声林くんです!美声!掛け声まで美声とは…すき!林くんが先頭で大き目の団扇で仰ぎながら神輿を先導。神輿が2階席(せり出してる部分)を過ぎたら神輿の後ろに同じ団扇を持った江田くんが団扇を立てて林くんに合図をだし、林くんが団扇を立てると神輿を皆が持ち上げる。チームワーク。そのままステージ中央へ。ぜいは一度はけて橋の上に。橋の上で傘を使ったダンス。江田くんと一緒に滝沢くんを傘で隠し入れ替わりのお手伝い。坊主が落ちた後ダメだろって感じで林くんは江田くんを持ってる傘で何度もつついて、江田くんごめんごめんって顔をすることがあり、二人の力関係は林くんが上のようだった。その後坊主が登場すると下へ。ステージに戻ってきた林くんは福士くんと絡んでることが多くて、何処からか拾ってきた花びらを袖に隠していてそれを渡す遊びをしてた。

坊主の無茶ブリには博多ではさくまくんが指されることが多くて(私の行った回は特に多かった)さくまくんは「食べちゃだめだよ~(にこにこへらへら)」としか毎回言えなくてまさしに「さくまくんはほんと駄目な子ですねっ!」って言われていたけど無茶ブリに気の利いた答えが見つからないさくまくんかわいかった。林くんは演舞場に移ってから順番が回ってきて、深澤くんに指名されセンターに出てきて両手を広げて「今日は食べてもいいよ~♬(美声)」周りの皆に囲まれ取り押さえられて総つっこみされ上手の立ち位置に運ばれて戻され、まさしに「あなたクリエ大丈夫ですか!?」って心配される。その後、渡辺くんが指名されてセンターへ。「今日は食べてもいいよ~♪」と林くんと同じことをするが誰もつっこまず、「つっこめよ!こういう時だけチームワーク発揮すんな!」って渡辺くんが怒ってる間にまさしが饅頭を食べてしまうっていう流れで、これは完全に裏で練ってきてるなという出来だった(笑)美声が聞けたからよしとしよう。


*秋:紅葉狩り

ぜい+いわふかがお姫様(滝沢くん)の従者役。江田くん(オレンジ)林くん(緑)岩本くん(黄色)深澤くん(ピンク)の羽織とリボン。皆、ポニーテール。これは見る人によると思うけど私はかわいいと思ったよ…。滝沢くんから扇子を受け取るのは江田くんで江田くんが一番似合ってるから子の役割を仰せつかっているのかと要らぬ邪推。京本くん+兵士たち(なべだてあべさく)が出てきて従者は下手奥に座る。兵士たちは皆かっこよかったよ。でもさくまくんのポニーテールも見たい気がしたかわいいもん絶対。その後、滝沢くんが鬼婆に変化し、従者チームは一旦はける。

 

*冬

残った京本+兵士チームでダンス。京本くんに刀を差しだすさくまくんかっこいい凛々しい。従者チームの江田くんみたいで少しおいしい。花道の奈落から滝沢くんが再登場。すのぜい以外のJr.が出てきて布みたいなのをひらひらさせる。ぜい+いわふかは奥に水色の着物で再登場。衣装は他Jr.と一緒。鏡の盾みたいなのを両手に持っている。

 

〈二幕〉

二幕は義経の劇。林くんは安宅の関を守る冨樫さま役。さくまくんは盗賊の十兵衛役。ふたりとも中盤まで出てこない。

 

OP。林くんは最後大立ち回りで兵士たちが着ている紫の甲冑を着て下手から登場。セリフ「我らに逆らうものあらば容赦なく切り捨てろ!」を勇ましく言い放ち、花道を走ってはける。

 

京の町のシーンの後、義経がスクリーンの影と戦い、その影が集まって十兵衛がスクリーンの向こう側から登場。同じ盗賊の池田くん富岡くんが花道からアクロバットしながら登場。さくまくんの拘りか分からないけれど十兵衛は刀をずっと逆手持ちしているのがかわいい。義経相手に戦うけれど、味方の池田くんにほぼ盾にされる形で十兵衛だけ義経に捕えられる。この後、三郎に反対されながら義経に家来にしてくれと頭を下げる十兵衛の演技は迫真。さくまくんは顔に似合わずとても良く響く良い声をしているので、頭を下げて顔が見えない状態でも声だけ聴いていてとても心地よいひと。

 

安宅の関。林くん演じる冨樫さまのシーン。冨樫さまの一番の家来?伝令役で松本くん。冨樫さまは水色の着物で烏帽子をかぶっていて全体的に高貴な感じ。だけど家来の松本君に「殿」って呼ばれてたりあんまり位は高くないのかな?林くんはお芝居の最中だけ目の周りにアイラインを引いており、それを弁慶役の京本さんにチェックしてもらっていたepが後に語られたり、色々自分で試行錯誤している跡が伺えてとてもよかったのでは。ここは音楽もなくしんと静まり返っているシーンなんだけど、林くんの良い声がより際立って聞こえてとても嬉しかった。林くんの大きい動きはないけれど、その分、弁慶を訝るように見たり、笠を奪った後に義経だと分かった時の顔だったり、顔で演技をすることが多いシーンだったのでは。最後、義経を見送る冨樫さまの目が潤んでいることが何度もあって、幕が閉まる時の拍手が大きければ大きい程私も嬉しかった。余談だが、林くんはこのシーンで何度もコンタクトを落とすことがあり、博多座の楽日にはそんなお話も。

 

平泉に逃げる途中で景時と直接対決することになった義経一行。最後の戦いに向かう前に、十兵衛は義経義経から一文字取り、鷲尾義久と名乗れというシーンがある。この時のさくまくんは大きい目をうるうるさせて手をぎゅっと握り、客席1階奥の方をじっと見つめる芝居が印象的。ただの道案内だけでなく最後はちゃんと仲間にして貰えたという感じか。

 

大立ち回り。林くんは他の演者と同じ紫色の甲冑で登場。最初に義経が出てきた後、十兵衛の「雑魚は私たちにお任せを」というセリフがあるんだけど、その後林くんの前でこれ見よがしにバク転するさくまくん(笑)十兵衛の戦闘シーンはアクロバット多彩だったな。後やっぱりずっと刀は逆手持ち。やられた十兵衛とのりぞうを三郎が鼓舞するシーンがあるんだけど、そこでさくまくんが体をふたつに折って叫ぶところが鳥肌もの。林くんは雑魚と言われて怒ったのか(笑)その後でてくる真之助に切り付ける時地味に「雑魚が!」って言ってる…。その後林くんは弁慶の槍に刺されてそれを回収しながら一旦下手袖にはける。弁慶に刺されながら真之介がやられているところを見ているんだけど、胴に思いっきり槍が突き刺さっているのにそれを見て「ハッ」って笑っている林くんかっこよすぎ。弁慶後、やっと義経が出てくる林くんも下手袖から再登場、やられて呻く仲間を励ましながら、義経へ。林くんがセットの上で刺されている間に義経は上半身の着物を脱ぐ。林くんその間刺さった刀をちゃんと持って待ってる…。最後はセットの上で義経に打たれて、うつ伏せで戦死。一緒のラインに福士くんがいて、最後にふたりで死ぬ間際に何か伝え合っているような感もあり。劇の最後は義経が景時を打って終わる。

 

  • 出演者紹介

ぜいの順番はがきひろの後、江田→林の順。林くんは大立ち回りで濡れた衣装のまま、呼ばれると片手を上げてありがとうございましたと口パクで言い、頭を下げる。江田くんが割とにこやかな表情の割に林くんは真顔なのが印象的。

 

  • WITH LOVE

滝沢くんがセットの一番上で歌っている最中、2番からJr.が続々出てくる。赤い上下で胸にコサージュがついている。Jr.は大体皆同じ様なテイストの衣装だけれどグループごとに少しずつ違う。ぜいの順番はすのの次。林くんは「鼓動を響かせ」のところでソロダンス。鼓動を~で胸をどくんってやるフリが美しくて好きだった。その後京本くんも出てきて3人でグループダンス。全員ではいつものように手話テイストのダンス。大立ち回りで苦しい表情ばかりだったけれど最後はにこにこの笑顔を見せてくれる林くん。この瞬間にいつもほっとしていた。滝沢くんがセットから降りてきて、京本さんも出てきて全員で三方礼で終了。

 

博多~演舞城と長丁場だったけれど、残念だったのは博多ではずいぶんのびのびやっていたアドリブ部分が演舞城は終わりの時間の関係なのか、毎回ひどくまかれたこと。博多で自由にやっていたのを見ていた分、毎回忙しなくて残念だったなぁ。林くんに着いて言えばJr.での大事なところは大体すのに任されているのかなぁと思う一方、しんどいところだったり滝沢くんの脇を固める大事なところだったりとそれなりの立ち位置ではあったかなぁと。これで満足というわけではないけれど、一幕も二幕もそれなりにJr.坦としても満足できる仕上がりになっていたかと思う。